いよいよノーベル文学賞発表
2016年のノーベル文学賞の発表が10月13日午後8時(日本時間)となりました。
ノーベル文学賞の受賞が期待される村上春樹さん(67)ですが、今回は受賞となるでしょうかね。
イギリス大手のブックメーカー「ラドブロークス」の最新の掛け率では、村上さんはグギ・ワ・ジオンゴ氏(ケニア)に次いで2位だということ。先日まで1位の報道があったのでちょっと残念ですね。
昨年の文学賞は「ラドブロークス」で1番人気だった作家が受賞しているだけあって、1位の方が良かったのですが。
こういった盛り上がりについて、村上さんはファンらの質問に答えた単行本『村上さんのところ』(新潮社)で、
「正直なところ、わりに迷惑です。だって正式な最終候補になっているわけじゃなくて、ただ民間のブックメーカーが掛け率を決めているだけですからね。競馬じゃあるまいし」
と答えていましたね。
なるほど・・確かに一番人気とか言われても、イヤですよね(笑)
しかし、村上さんが有力候補には間違いありません。
村上さんは1979年、『風の歌を聴け』でデビュー。1987年には『ノルウェイの森』が上下巻1000万部を売るベストセラーとなり、これをきっかけに村上春樹ブームになったといわれています。この作品は映画化にもなり、話題となりました。
ノルウェイの森のロケ地は?
兵庫県神河町にある砥峰高原が『ノルウェイの森』のロケ地として知られています。
『ノルウェイの森』の撮影以来、映画やドラマの撮影地として利用されるようになりました。
今の時期はススキが大変綺麗で、観光客も多く訪れます。
村上さんがノーベル文学賞を受賞すれば、村上春樹さんゆかりの地として盛り上がるんでしょうね。
詳しくはこちらかみかわ観光ナビ
なぜ村上春樹は受賞できない?
毎年、ノーベル文学賞の候補となっている村上春樹さんですが、なぜか受賞できないですよね。
私はハルキストではないので村上春樹さんのことは詳しくはないのですが、作品に受賞できない理由があるのでしょうか。
村上さんの小説には政治的・社会的問題が扱われていないことが、受賞できない理由とも言われています。
あとは、芸術的にも低いと指摘される方もいます。
あとは「大衆すぎる」や、「漫画を読んでる感じ」など様々な憶測が飛び交っています。
要するにちょっとポピュラーということなのでしょうか。
身近な感じでいいとは思うのですが・・
なかなか受賞までとはいかないのですね。
しかし、これまでの素晴らしい作品や、功績から行くと受賞してもおかしくはないと思います。
期待して待ちましょう。
ノーベル文学賞の発表は10月13日午後8時(日本時間)です。
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