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八重樫東が悲願の3階級制覇!ベルトは1年越しの誕生日プレゼント

プロボクシングIBF世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦は29日、東京・有明コロシアムで行われ、IBFライトフライ級8位の八重樫東(32=大橋)が王者ハビエル・メンドサ(24=メキシコ)を3−0の判定で下し亀田興毅、井岡一翔に続く日本人3人目となる3階級制覇を果たした。

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八重樫東が3階級制覇!

ちょうど1年前に敗れ去った八重樫。一度はボクシングを辞めるそんな決断をしかけていたが、それでも家族会議で、息子たち、娘たち、そして奥さんが踏み止めた。日本人3人目となる3階級制覇を果たした八重樫は目を腫らしながらも「やりましたー」と高らかに声をあげた。

勝利者インタビューで「年末にボクシングをやめようと思ったのですけど、家族の賛成の意見と、皆さまのまだ見たいという温かい声援のおかげでこうして世界のリングに戻ってくることができました」と語り、どんな気持ちで戦ってましたか、という問いに対して

「途中で、ダメかなと思ったんですけど、ここで諦めなければチャンスが来ると心の中でどっかで思ってなんとか頑張りました」と語った。

3階級取った気持ちは?

「3階級はおまけです。強い選手と戦うということが、プロボクサーにとって喜びであり、仕事であり、皆さまのお金を払って見に来てくださっている最高の恩返しと思うので、3階級は結果として付いてくるものなのでおまけとさせていただきます」と語り、

最愛のご家族、奥様、息子さんたちにも強いお父ちゃんまた魅せられました、という問いに

「まだまだ強いお父ちゃんの姿を頑張って見せていきます」と力強く宣言した。

ベルトは奥さんへの誕生日プレザント

「私事でなんですが、」と切り出した八重樫。

「去年12月30日世界タイトルマッチで負けてしまいました。この12月30日は妻の彩のの誕生日で本当は去年誕生日プレゼントにベルトを渡そうと思っていたのですが、今年は、1日早い誕生日プレゼントを渡せると思って頑張りました。お誕生日おめでとう。これがやりたかったんです。」とはにかみながらベルトを夫人に渡した。

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