新城選手がステージ優勝
サイクルロードレース選手として世界で活躍している新城幸也選手(31)。
そんな新城選手が6月4日に開催された自転車競技「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)」の第7ステージで見事ステージ優勝を果たしました。
新城選手は2016年2月12日に開催されたツアー・オブ・カタールでのレース中に落車し左大腿骨を骨折というトラブルからの優勝で完全復活となりました。
新城幸也選手のプロフィール
出典:twitter
本名:新城幸也
生年月日:1984年9月22日
年齢:31歳
出身地:沖縄県石垣市
身長:170cm
体重:65kg
所属チーム:ランプレ・メリダ
新城選手はロードレースにおける「パンチャー」と呼ばれる特徴の選手です。「パンチャー」とは距離の短い登りでの勝負を得意としています。パンチ力のあるアタックが仕掛けることができます。さらに、積極的な逃げやアタックを試みる選手も「パンチャー」の特徴です。
実際、2010年のジロ・デ・イタリアの第5ステージでは得意の大逃げを決め、ゴールスプリントでは敗れはしましたが3位に入りました。当時解説していた栗村修氏の興奮度がハンパなかったです(笑)
ツアー・オブ・ジャパンとは
ツアー・オブ・ジャパンとは毎年5月に日本で開催される自転車ロードレース大会です。ツールドフランスやジロデイタリアのようなステージ制のロードレースです。今年は8つのステージが用意されています。
第1ステージ:堺 2.65km(タイムトライアル)
第2ステージ:京都 105km
第3ステージ:美濃 139.4km
第4ステージ:いなべ 130.7km
第5ステージ:南信州 123.6km
第6ステージ:富士山 11.4km(ヒルクライム)
第7ステージ:伊豆 122km
第8ステージ:112.7km
第6ステージの富士山ヒルクライムが総合優勝を狙っている選手にとっては大事なステージになりそうですね。
新城選手が優勝した伊豆ステージは12.2kmを10周回するアップダウンの多いコースです。ゴールまで残り600メートルで先頭集団からアタックし、そのまま独走で区間初優勝を果たしました。日本人では2013年以来のステージ優勝です。自身は2007年の東京以来となります。
過去の日本人のステージ優勝者と総合優勝者です。
【ステージ優勝】
今中大介(1996修繕寺)
福島晋一(2002宇都宮)
鈴木真理(2002東京)
別府匠(2004奈良)
宮澤崇史(2007大阪)
新城幸也(2007東京)
福島晋一(2008美濃)
鈴木真理(2010南信州)
西谷泰治(2012東京)
西谷泰治(2013界、2013東京)
【総合優勝】
福島晋一(2004)
奥様からの祝福
奥様でありフリーアナウンサー”イイミワ”こと飯島美和さんがステージ優勝をした新城選手に向けた祝福ツイートをしています。
出典:twitter
乗っているバイクのメーカーと値段は?
新城選手が所属しているランプレ・メリダはスポンサーが自転車メーカーのメリダなので当然乗っているバイクはメリダです。ジャイアントと同じ台湾メーカーです。ジャイアントをはじめ、台湾メーカーのバイクを使うチームが増えてきましたね。
新城選手が乗っているバイクはこれです。
出典:メリダHP
ランプレ・メリダが採用するバイクのレプリカモデルです。写真の完成車で¥1,070,000(税抜き)です。フレームセットだと¥329,000となります。
4月27日、メリダを扱うミヤタサイクルが、熊本地震災害支援の一環として新城選手が実際に乗ったロードバイクをチャリティーオークションに出展すると発表しましたね。オークションは1円スタートで5月23日から5月29日まででしたが落札額は
¥906,000円でした。
落札された金額は全額寄付されます。
これから、リオ五輪、ツールドフランスもあります。今後の新城幸也選手の頑張りに期待します。
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