過去最多のメダル数
リオ五輪、盛り上がりましたね〜
日本のメダル数は
金メダル 12個
銀メダル 8個
銅メダル 21個
合計41個
今までの最高個数だった前回のロンドン五輪は38個を抜き、最多となりました。
振り返ってみれば今回のオリンピックは大逆転が多かったですね。それだけ日本の選手は最後まで諦めないという気持ちが強かったのでしょう。
中でも印象的だったのが体操男子個人の内村航平選手(27)とレスリング女子58キロ級の伊調馨選手(32)ではないでしょうか。
内村選手は今回のリオ五輪の目標としていた「団体で金メダル」を達成して向かえた体操個人でしたが、ここには最強のライバルであるウクライナのオレグ・ベルニャエフ選手がいます。最後の演技を残し、オレグ選手が暫定1位でしたが、最後の鉄棒の演技で内村選手は完璧な演技を決め、見事逆転で金メダルを獲得しました。あの着地は本当しびれましたね。
出典:NHK
関連記事:内村航平は同情されて金メダル?会見でベルニャエフは怒りの反論!
一方、伊調選手は圧倒的な強さの差は感じなかったものの、確実にポイントを稼ぎ、決勝へと進出しました。
決勝の対戦相手はロシアのワレリア・コブロワ選手(23)。実はワレリア選手は19歳の時、W杯の団体戦で吉田選手を破っています。
かなり苦戦した伊調選手でしたが、試合時間残り5秒でバックを取り、ポイントで逆転!!
見事金メダルを獲得しました。息がつまるような試合展開でした。
そして伊調選手はオリンピック4連覇という偉業を達成しました。
実はこの日のレスリングの試合は3階級の試合が行われましたが、出場した3人の選手は見事に金メダルを獲得しました。
それもすべて試合最終まで追い込まれてからの逆転勝ち!応援する方も疲れましたね(笑)
出典:NHK
伊調選手が国民栄誉賞
そんな中、見事に五輪4連覇という前人未到の偉業を果たした伊調選手に対し、政府は国民栄誉賞を授与する方針を固めましたね。今後、有識者の意見を言いた上で最終決定するとのことですが、もし決まればレスリング女子では吉田沙保里選手(33)についで二人目ですね。
伊調選手は「自分には似合っていない気もします。記録ではなくて、国民の皆さんに勇気や感動を与えられる人(が受賞すべき)だと思うので、自分はまだかなと思います」と謙遜していました。
伊調選手は記録もすごいですし、感動も勇気も与えてくれました。吉田選手をはじめ、レスリングへの貢献度はすごく高いと思います。国民栄誉賞を授与する資格は十分ですね。
では内村航平選手はどうでしょうか。
国民栄誉賞を授与できる十分すぎるほどの条件を持っていると思うのですが・・
内村選手は現在、
オリンピック 個人総合2連覇
世界選手権 個人総合6連覇中
全日本選手権 個人総合9連覇中
NHK杯 個人総合8連覇中
これって凄くないですか?
日本の体操界を長年わたり牽引してきた内村選手。
実績も素晴らしいですし、人柄も文句ないでしょう。
なぜ、国民栄誉賞の話が出ないのでしょうか。
何か政治的な背景があるのであれば残念です。
「サザエさん」の作者の長谷川町子さんが授与されて、「鉄腕アトム」の作者の手塚治虫は授与されていないなど、判断基準が難しいところはあります。
このように考えていくとキリがありませんが・・・・
でも内村選手には十分その資格はあると思います。
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