先月26日、虚血性心不全のため亡くなったお笑いタレントの前田健さん(享年44)。
5月2日の通夜にはタレント仲間など約700人が参列しました。
参列した方々の思い
公私ともに親交に深かった南野陽子さん(48)は突然の別れを受け止められない様子でした。
「まだやっていないことが多すぎるので、ダメですよもう。でも、自分も本当にまだこんなに早くとは絶対に思っていなかったと思うので、悔しいですね」
涙をこらえながら語りました。
ミッツ・マングローブさん(41)は
「私たちなんて特に欲にまみれて生きていますからこれでやりきったとかもう満足していますってことは決して最後の最後まで思わないでしょうから、たくさんこれからもやりたいことあったと思います」
青木さやかさん(43)は
「上京した頃ですけど、よく守ろうとして、私になんかいろいろ言ってきた男の芸人さんがいたりすると、そこに行って青木をいじめるなみたいなことをよく言いに行っていましたね。なんか現実って感じがあんまりしなくて、何かあった時に健さんは本当にいないんだと、この後の生活で感じていかなきゃいけないんだなと思います」
愛犬ジダン君は
引用:twitter
愛犬のジダン君はどうしているのでしょうか。
身内の方に引き取られているとは思いますが、ジダン君も前田さんがいなくなって本当に可哀想。
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多彩な才能の前田さん
芸人であり、作家であり、俳優でもあり、映画監督でもあった前田健さん。
前田健さんの著書「それでも花は咲いていく」はコンプレックスを持つ主人公が苦しみながらも幸せと向かっていく物語です。前田さんはあとがきに
私も彼らと同じような「花」の一つであり、美しく咲いたり、実を結ぶことを夢みています。この小説を読んだすべての「花」たちが、いつか美しく咲きますように祈っています。
引用:「それでも花は咲いていく」
と残していました。
その後この小説は映画化されました。メガホンを取ったのは前田さん自身。
完成舞台挨拶で映画監督の前田健さんは
「僕の夢っていうのは監督をして映画を撮ることではなりません。その撮った映画を人に見てもらうことが僕の夢でした。世の中本当に”くそったれ”って思うようなことが多いですけどそれでも死ねない以上は生きている限りは幸せに向かって行かなくちゃと思います」
と語っています。
お笑い芸人、俳優、作家、映画監督と多彩な才能を発揮し人生を駆け抜けた前田健さん。亡くなる1ヶ月前に挑戦することの大切さをこんなメッセージにして残していました。
引用:twitter
チャレンジする大切さを教えてくれているような気がします。
前田健さんの告別式は5月3日午前10時から、東京都渋谷区西原2の42、代々幡斎場で営まれます。
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