春に開催される選抜高等学校野球大会(センバツ)は都道府県代表での大会である夏の大会とは違い、出場校は選考委員会によって決められるので同じ都道府県で2校が出場しているケースがあります。
だったら同じ都道府県での対決が実現するのでは?と思い調べてみました♪
同一都道府県対決は17回
センバツでは過去17回の同じ都道府県での対決があります。
1963年の第35回大会から2校出場していてる都道府県の学校は決勝まで対戦しない様になりました。
過去には決勝以外にも対戦があったのですね。
1925年準々決勝 甲陽中5-2第一神港商(兵庫)
1928年準々決勝 関西学院中5-1甲陽中(兵庫)
1930年準決勝 第一神港商4-2甲陽中(兵庫)
1931年2回戦 第一神港商5-4明石中(兵庫)
1931年2回戦 和歌山中4-1海草中(和歌山)
1933年2回戦 海草中3-2海南中(和歌山)
1933年準々決勝 中京商3-1享栄商(愛知)
1936年準々決勝 平安中3-1京都師範(京都)
1937年準決勝 中京商4-1東邦商(愛知)
1938年決勝 中京商1-0東邦商(愛知)
1940年準々決勝 京都商2-1平安中(京都)
1941年決勝 東邦商5-2一宮中(愛知)
(ここまで戦前)
1948年決勝 京都一商1-0京都二商
1953年2回戦 伏見3-2平安(京都)
1958年準決勝 済々黌5-3熊本工(熊本)
1961年2回戦 浪商1-0明星(大阪)
1972年決勝 日大桜丘5-0日大三(東京、両校とも西東京です)
*青字は決勝
決勝で同じ都道府県の高校が対戦したのは過去4回しかありません。
決勝まで対戦しない仕組みになってからは1972年の決勝戦以降、対戦はありません。
もし実現するとかなり珍しいケースになっています。
45年ぶりの珍事?
今年の第89回大会ではその珍しいケースが見られる可能性が出てきてます。
3月30日の準決勝では大阪府の代表が2校残っています。
現在の仕組みでは決勝でしか当たりません。
実現するとすれば45年ぶりの珍事になりますw
3月30日追記
第89回大会の準決勝では大阪の履正社と大阪桐蔭が決勝に勝ち進み、大阪の高校が直接対決となりました。
大阪対決は史上初ですw
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