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山岳部部長の岡田准一と櫻井翔が雪山登山に挑戦
『嵐にしやがれ』(毎週土曜夜10時~放送 日テレ系)でおなじみの「櫻井翔のお忍び旅行」。
今回のゲストは、V6岡田准一さん。
彼は、プライベートで登山部を率いるほどの山好きで、暇さえあれば全国各地の山を登るという芸能界きっての山男です。そんな岡田さんとのお忍び旅行が「雪山登山」なんですが、さすがに帽子をかぶってサングラスをして、ネックウォーマーは鼻まで上げている状態では誰も気づかないですよね(笑)山小屋で昼食を取っている時もサングラスだけをしていたのですが結局バレなかったですから。まさか、人気のジャニーズアイドルが登山に来ているなんて思いもしませんね。
そして岡田准一さんが出演されている映画『エヴェレスト神々の山嶺』が3月12日から公開されていますね。こちらも気になるところですが、今回は櫻井翔さんとの雪山登山で使用していた装備が気になったのでちょっとまとめてみました。
二人が登った山は標高1955m長野県の”入笠山(にゅうかさやま)”です。都心からでも日帰りで行ける、雪山初心者にとっとはうってつけの山です。
ただ、初心者向きとはいえ、雪山登山なのでそれなりの装備が必要となります。
二人が使用した装備はアウトドアブランドのモンベルの商品が多かったですね。ちなみにモンベルは公開中の映画『エヴェレスト神々の山嶺』の衣装協力になっています。番組では映画の宣伝もしていました(笑)
雪山登山には専用のウエアを
今回の二人のアウターウエアに関しては日本の雪山でしたら大体対応できるものでしたね。
よく、スキーウエアでも大丈夫と思われがちですが、スキーウエアは保温性が有りすぎて登山には向きません。すぐに暑くなってしまいます。登山ではアウターウエアは一枚ものか、もしくは薄く中綿が入っている程度のものを選びます。あとはその下に着るもので防寒の調整をします。
岡田さんのアウターウエア
ジャケット:モンベル ダイナアクションパーカ(税別¥33,143)
パンツ :モンベル アルパインパンツMen’s(税別¥27,400)
櫻井さんのアウターウエア
ジャケット:モンベル ストリームジャケットMen’s(税別¥32,800)
パンツ :モンベル アルパインパンツMen’s(税別¥27,400)
上記の商品はゴアテックスプロシェルを用いた保温材なしのジャケットとパンツです。ゴアテックスといえば、雨具のイメージがありますが、この商品も当然のことながら防水です。あとは、風を通さない防風性、湿度を外に出してくれる透湿性が備わっています。そして雨具と大きな違いは、雪山用の商品なので表面に雪が付着しにくい特殊な加工がしてあるのと、万が一、滑落した時もウエアが抵抗となり滑りにくくなっています。普通の雨具だと、むちゃくちゃ滑ります(笑)
このクラスになると海外有名ブランドになると倍以上の値段になるのではないでしょうか。
雪山は紫外線対策が大事
ガチ系のサングラスをかける岡田さんに対してバレるドキドキがほぼ無いのでもう少し薄い色のサングラスをかけてもらうよう諭した番組スタッフでしたが
「雪山をなめるんじゃないよ、目がやられるだろ!目が!」
と、岡田さんが一喝!
岡田さんの言う通りで、雪山は特に紫外線がきつく、目も日焼けします。「雪目(正式名:雪眼炎)」と呼ばれるのですが、目の角膜の部分が強い紫外線を浴び続けて炎症を起こしてしまうのです。
で、今回使用していたサングラスが
岡田さんのサングラス
モンベル PLトレールグラス(税別¥8,900)
櫻井さんのサングラス
モンベル ミラートレールグラス(税別7,000)
二人が使用していたサングラスもモンベル商品でした。非常に軽量で別売りでレンズも交換でします。岡田さんが使用していたサングラスは偏光レンズが入っているので路面や赤面からの反射光を効果的にカットしてくれます。櫻井さん使用のサングラスはミラーレンズを採用しており、まぶしい光を効果的にカットしてくれます。
また、風が強い時や吹雪の時はサングラスよりも視界が確保出来るゴーグルがいいでしょう。
雪山用の登山靴って必要?
厳冬期の雪山登山なら専用の登山靴が必要になりますね。雪山登山用の靴には保温材が入っています。あと、アイゼンを装着する際に必要なコバというものが靴の前後についており、ワンタッチアイゼン、セミワンタッチアイゼンが使用できるようになっています。
放送していた入笠山は日帰りでも行けるコースで、積雪量もあまり多くなかったので、普通の登山靴と軽アイゼン程度で大丈夫だと思います。
岡田さんが使用していた登山靴は画面上では確認ができませんでしが、オールレザーでしっかり目の登山靴に見えました。
櫻井さん使用の登山靴は
モンベル テナヤブーツMen’s(税別¥23,500)
このブーツは3シーズン用のハイカットブーツで、紐がなくリールシステムでフィット感を調整できます。夏場の長期縦走やトレッキングなどに最適なブーツです。この靴は雪山用ではありませんが、残雪期で軽アイゼン使用の日帰り登山や、スノーシューハイクなどでも使用できます。ゴアテックスを使用しているので防水です。本格的な12本アイゼンなどはシャンクの強度不足で使用できません。
リュックについて
日帰りの登山ならリュックの容量は30Lぐらいでいいと思います。ただ、持っていくもので変わるのでこのサイズが正解っていうのはありません。
岡田さんが使用していたリュックはクレッタルムーセンというブランドでした。多分、岡田さんの私物なような気がします。映像からは具体的な商品名まではわかりませんでした。クレッタルムーセンはスウェーデンのアウトドアブランドで、斜めに走るフロントジップが特徴的なジャケットや、個性的なバックパックなど、北欧らしい色使いが取り上げられていることが多く、非常にカッコいいブランドです。お洒落なセレクトショップでも扱っていますよね。
櫻井さん使用のリュックは
モンベル グラナイトパック30(税別¥11,800)
シンプルなデザインと細めのシルエットを採用した1気室タイプのモデルです。
ふかふかの新雪にはスノーシュー
今回放送の入笠山は積雪量が少なく、雪の質もガチガチだったのでスノーシューは不向きです。スノーシューはふかふかの雪の上を足を鎮めることなく歩く道具です。ガチガチなら軽アイゼンがいいですね。
二人が使用していたスノーシューは
アトラス スピンドリフト28(税別¥34,000)
グレード的には、最高峰のもので、バックッカントリーやあらゆるスノーフィールドで最高の走破性能を発揮します。
関連記事:この冬、スノーシューをやってみたい方必見。装備などを紹介。
最後に
この他にも、ニット帽やネックウォーマー、グローブ、ゲーターなども必要ですし、防寒着、肌着、中間着、ソックスなど本当に雪山登山って色々必要なものが多いです。揃えると結構な金額になりますが、雪山を快適に登るには最低でもこれぐらいは必要になります。雪山って厳しいイメージがありますが、今回放送の入笠山のような初心者向きな山もあるので結構楽しいフィールドですよ。もしかしたら、山岳部部長の岡田さんにバッタリということもあるかも!?
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